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IN THE GEN(今月の源)

第35回/植村みのる

旅の宿

現在発売中のバイブズ7月号の巻頭特集がヨーロッパ旅日記で、兄弟誌の道楽の特集も旅モノで、もうすぐ発売されるキャンプ道具号のBIKER-MONもなんだかんだと旅に引きずられ……もうね、俺たちが「いかに旅にこだわっているか」が表れた6月だったわけよ。こだわるというか、親しんでるというか、水が高いところから低いところに流れていくのと同じでね、俺らホントに旅が好きなんだなと。悪く言えば旅に頼ってるなと。で、ほとんど毎週末が締め切りという馬鹿げた(マジかんべん)3週間を終え、今ようやくゆっくりと今年のヨーロッパを思い返しているという、そんな6月後半でございます。

本誌の原稿にも書いたけど、一番の収穫は今まで文化面だけで捉えていたフランスを舌と胃袋で経験し直したこと。これはねえ、でかかったよ。農業国フランスについては知識ではそこそこ知ってはいたけど、人間やっぱり頭よりも胃袋なんだなと、痛切にね、感じましたよ。ゴダールだのゲンズブールだのカッコイイことばっかぬかしたわりには、なんだかんだで結局そこかよ、と。はいそうなんです。結局そこでした。しかも大衆食堂にしか行ってないのに、前菜から締めのデザートまで、どの店においてもきっちりしてた。まったく手を抜かず徹底的にこだわっていたからね。たぶんそれがフランス料理の「普通」なんだろうな。


ショコラシュークリーム。これが脳味噌にガツンとくるほど甘かった。

でね、肝心のスーパーラリーやけど、テントエリアは広大(いつもそうなんやけど)で、その代わりに飲食や物販やステージがあるメイン広場から最低でも2〜3qは歩かせられるという(これも毎年のこと)。バイブズミーティング新潟、覚えとる? 毎年あれなんだよ。参加者はそれがスタンダードやから特に文句を言うわけでもなく、道中ふざけ合ったり、近道を探したり、知り合いを見つけたりしながらダラダラ歩く。この時間つぶしに似た行軍におけるゲルマンズ(友達であり水先案内人)のユーモアセンスたるやピカイチで、普通に歩けば15〜20分くらいの距離を、俺らは30分以上もかけて大笑いしながら歩くことが多いわけです。

さらに「野営地選び」や「ホテル選び」では外したことがないゲルマンズ。今年も抜群のヒキで良い寝床を当てましたが、帰路のしかも最後の最後という晩で「まだ準備中で6月から営業開始」というキャンプ場を引き当てましてね。先方からは「いや〜できれば他所をあたってほしいんだよな〜」という感じがありありと出てましたが、日暮れも間近だったんでみんなで必死の作り笑顔で粘ってみたところ「バンガローの軒先なら使ってもOK」ということになり、それぞれは軒先で寝袋を広げることに……。
 いつか何かの機会があれば「旅の宿」特集なんてのもやってみたいよね。



第1回 :弘田リホー
第2回 :ウメ
第3回 :新井真一
第4回 :吉田慎也
第5回 :松尾COZY
第6回 :植村みのる
第7回 :ジェームス関島
第8回 :弘田リホー
第9回 :新井真一
第10回 :ウメ
第11回 :吉田慎也
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第37回 :弘田リホー

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