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IN THE GEN(今月の源)

第32回/ウメ

日常

そんなこんなで毎年『年間イベントスケジュール』を掲載する3月号の締め切りを終え、息つく暇もなく独立創刊された“道楽”の取材&編集作業に入る2月。今では年間200を超えるバイカーズイベントの主催者の方々とのやり取りを終え、まぁまぁこのへんで1回スイッチを切り替えるかと、意気揚々と帰宅の途に就いてたわけです。

まぁここまでは良かったんです。いつもの帰宅時間よりは早めの時間帯。いつもの皇居前を通り、いつもの東京タワー下を抜け、いつもの第一京浜(国道15号)に入り、いつもなぜか賑わう品川駅前を通り過ぎ、いつも真夜中朝方に立ち寄るラーメン屋は今日は横目で流し、蒲田を越え多摩川に差しかかろうとしたその時でした。クラッチ(フットクラッチ)の感触がグニュウ〜っと突然やわらかくなってきた……。確かに、数日前ワイヤーがささくれてるのをなんとなく発見してたんですよ。えぇ、やっぱりですよ、やっぱり切れちゃったんです、クラッチワイヤーさんが。えぇ、やはり機械というものは正直でございます。普段のメンテを怠れば(メンテナンスフリーの僕が言うのもあれですが)、そのツケは必ず返ってくるわけで。

あぁ、今日は久しぶりにちゃんとした晩御飯を食べて、久しぶりに風呂でも入るか〜なんて思っていた矢先のプチトラブル。まぁ出先かなんかで、どうにか目的地にたどり着かなきゃいけない状況であれば、なんとでもしてノークラッチでも走り続けるんですが、そこはバイクの身になって“応援”を呼ぶことに。

「あなたが“応援”を呼ぶ時、誰を呼びますか?」
 僕はこんな質問を皆さんに問いかけてみたい。昔の方々、いわゆる大先輩方の時代はもしかすれば応援なんてものはなかったのかもしれません。携帯もなければ、バイクのレッカーなんてものも一般的ではない時代。コンビニもなかっただろうし、自販機だって今よりもずっと少ないはず。片田舎の山奥なんかで止まってしまた日には、きっと随分“さむ〜い”時間を過ごしたことでしょう。近くに何もなければ、暖か〜い缶コーヒー片手に一服しながら待機…なんてこともできなかたでしょう。携帯もないもんだから、ちょっとバイク屋さんに聞いてみようかなんてこともできないわけで。嗚呼、そんなことを思うと“今”はなんて素晴らしいことでしょうか。365日24時間どんなところで故障しようがレッカー車が駆けつけてくれる。おそらく100q圏内であれば、ウチの誰かがきっとハイエースでピックアップに来てくれる…はずです。

でも、なんですよね。これって一見するとありがたい環境なんですが、ひとりのバイク乗りとして考えるとどうなんでしょうか。どうなのかっていうのは、トラブルが起きた時の対処能力が低下してるんじゃないかってことです。昔の人は、きっとどうにかして“帰る”でしょう。バイクと一緒に帰るんだって気持ちは、絶対的に今の人たちよりは強かったはずです。そんなトラブル話も実際に耳にするわけで。だから何が言いたいかというと、携帯電話の普及はもちろんレッカーサービスの向上はとてもありがたいんだけど“人間力”的な部分でどうなんだろう、っていうのが僕の中でのちょっとした疑問というか……。

まっ、迷うことなく僕は呼びましたけどね。2016年、今年もまずは交通安全で!!

第1回 :弘田リホー
第2回 :ウメ
第3回 :新井真一
第4回 :吉田慎也
第5回 :松尾COZY
第6回 :植村みのる
第7回 :ジェームス関島
第8回 :弘田リホー
第9回 :新井真一
第10回 :ウメ
第11回 :吉田慎也
第12回 :松尾COZY
第13回 :植村みのる
第14回 :ジェームス関島
第15回 :弘田リホー
第16回 :ウメ
第17回 :新井真一
第18回 :吉田慎也
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第20回 :植村みのる
第21回 :ジェームス関島
第22回 :弘田リホー<
第23回 :ウメ
第24回 :新井真一
第25回 :吉田慎也
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第29回 :弘田リホー
第30回 :ウメ
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第32回 :ウメ
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第35回 :植村みのる
第36回 :ジェームス関島
第37回 :弘田リホー

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