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IN THE GEN(今月の源)

第7回/ジェームス関島

バイク通勤

ちょうど1週間前(9月初旬時点)に「日本見聞録」の編集が終わり、今日がその発売日。編集部員総出でお盆返上で作った力作です。是非見てやってください。
で、まあ、その編集中の話をしばし。

8月の半ばはまあ世間的にお盆ですから、お休みの方もたくさんいらしたようで、通勤風景も普段とあったく違うわけですね。不肖ワタクシ、東京に出てきて最初に着いた職業がバイク便でなんだかんだで今ですから、26年間ほぼバイク通勤を続けてきたんであります。で、まあとにかく、すり抜け命でひたすら通勤最速(気持ち的にです)を目指してきたわけですが、さすがにお盆ともなると、束の間、普段上がりっぱなしの目尻もやや下がるんですね。


通勤最速への道の極意は「ライン」、つまり左側を走るのか、真ん中を行くのか等の見極めでほぼ決まるというのが持論なのでありますが、さすがにこの盆時期だけは、車線全部独り占め、ライン関係なし状態であります。普段メチャクチャ速いあのTZRも、スクーターもいないし、だいたいトラックがいない。
で、そうなると、気持ちに余裕もできまして、モノ思いに耽ったりもするわけですね。空気もあの暑かった時期に比べれば幾分秋めいてきて、水色の空に白い雲…ああこのまま走っていたい、なんて、現実逃避的な気持ちも湧いてきたりして。夜なんかもっと気持ち良くて、クルマもバイクもいないし、タクシーがいない。これで締め切りさえなければどんなに気持ちいいことかと、毎日思いながらの帰り道なのでありました。
ただやっぱりそうは言っても、そもそもすでに四半世紀の間に都会の交通過多に慣れてしまっているので、世間がまったくいつもどおりになった今となっては、ある程度のクルマとバイクに追いたてられるこっちの方が落ち着いたりする感覚もあって。

まあいずれにしろ、この「バイク通勤」という部分だけは、この仕事ならではの特権だと思ってるわけです。その行為を日々繰り返す中で、お盆であるとかないとか、暑いだとか寒いだとか気持ちいいだとか、今日はショウロウ流しだ祭りだ花火大会だとかああだとかこうだとか、とにかくバイク乗りならではの観点から、日本の四季の移ろい的な部分を感じ取っているわけですね、我々は。暦どおりに日常を送れないのでせめて、この「通勤」で埋め合わせをしているというか。

よく「好きなことを仕事にしてていいね」と言われるんですが、労働条件やら給料やらそんなことはさておいて、この時間を持てることだけは少なくとも「いいだろ」と胸を張って言いたい気がします。
バイク通勤、この素晴らしき世界。なんだか書き出しと論点がズレているような気がするんですがそれは置いておいて、とにかくその世界を楽しいと感じていられる限りは、なんとか頑張っていきますよ。

第1回 :弘田リホー
第2回 :ウメ
第3回 :新井真一
第4回 :吉田慎也
第5回 :松尾COZY
第6回 :植村みのる
第7回 :ジェームス関島
第8回 :弘田リホー
第9回 :新井真一
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第37回 :弘田リホー

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